ストレスへの対処と解消するための一つの原則【継続可能な方法】

HEALTH

私たちはストレス社会に生活しています。

使い古された感のあるこの言葉もいまだに事実として君臨していますね。

 

イヤな話ですが…

 

競争社会や管理社会によりストレスが高まっているといいますが、それも事実ですが適切な競争や管理であればそれほどの問題にはなりません。

 

問題のほとんどはそこから生じる人間関係ではないでしょうか?

筆者もこの人間関係こそが諸悪の根源ではないかと思っています。

権力を乱用する、人の悪口を言う、足を引っ張ろうとする人

社会ではこれが当たり前で「我慢できるのが大人」「上手くやっていけないのは社会性がない」なんて言う暴言が現代までまかり通ってきた日本では、ストレスに悩む方が多いのは自明の理と言えます。

 

何しろ教育機関でさえ同じ問題を抱えているのですから致し方ないともいえますね。

 

それでも誰もが心身の健康を求めていますし日々を楽しく過ごしたいと願っています!!

 

この記事は、ストレスを解消したい方やストレスと上手く付き合って行きたい方のために役立つ情報をお送りいたします。

 

ただストレス解消法を羅列したところで、どれがいいのか?なんて分かりませんし切羽詰まっている方など「じゃあどうすればいいのさ?」となると思います。

 

ですから、この記事では違った観点から、それは主にストレスに対する考え方について考慮します。

これからご紹介する一つの原則を理解していれば様々な問題にも応用できます。

この記事はうつ病など心の病の方に向けたものではありません。

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ストレスの対処と解消の前にその要因を知る

ストレスの症状に注意を向けそれを解消するのはただの対症療法であり継続的な問題解決にはなりません。

例えば、家の中で異臭がした場合に消臭剤や香水で匂いを誤魔化すのは対症療法です。そのニオイの原因を取り除かなければ同じことの繰り返しになるのは容易に想像がつくと思います。

ストレスの要因とは

ストレスの要因となるものを理解しておくことは大切です。

外的要因:

これは個々人にではなく、その外側にある要因です。例えば、各種のハラスメントや同僚との人間関係、満員電車での長い通勤時間などがありますね。最近注目されている点としては天候という要素もあります。

内的要因:

これは個々人の内側にある要因です。例えば、個人の人格や物事の考え方のクセや捉え方、完璧主義や健康状態などがあります。

 

まずはこれらを分けて考えていく必要があります。

 

外的要因については、それを取り除けばストレスは解消される場合が多く簡単に思われがちですが、多くの場合は内的要因がかなりの割合で絡んできます。

 

これが厄介です。

 

例えば、会社の環境がストレスな場合はその会社を辞めればストレスは無くなりますが、そう簡単にはいかないのも事実ですね。

 

個人の人格や物事の捉え方が関係してきます。

もともと「一つの会社には長く勤めるべきだ!」という考え方や「会社を辞めるのは問題から逃げることになる!」という考え方があれば、つまり自身の「内的要因」があれば物事は複雑に絡まり合いそう簡単にはいかないのが現状です。

 

自分のキャパ以上の仕事により苦しんでいても「仕事は大変なものだからこれが当たり前だ!」という思考のクセがあればいつになっても問題は解決することはありません。

 

客観的に見れば「そんな考え方は捨てた方が良い」と思えますが、実際のところそのような方は多いのです。

しかし、そう考えてしまうのは仕方のない部分もあります。なぜなら、私たち日本人は企業で働くことを前提とされた集団行動こそが「善」であると小さい時から教え込まれてきたからです。

 

集団を乱すもの、集団に馴染めないものは「悪」と教えてこられたのです。

時代の変革という要因

時代は大きく変わりつつあります。個人でも稼げる時代になり、中学生や高校生でもサラリーマンより稼いでいる人が何人も出てきました。

 

過ぎ去った今までの時代から今に変わったように、今もまた大きく価値観が変わろうとしています。もう変わったといっても過言では無いかもしれません。

 

人は「ホメオスタシス(恒常的)」であろうとします。つまり、変化を嫌う傾向があります。

自分が今まで信じてきたことや努力が無駄になるような気がして、新しいことを否定する傾向があります。これも大きなストレスの原因になり問題に輪を掛けてしまうことになります。

ストレスと向き合う事とストレス解消の関連性

ここまでで、ストレスの要因は色々とあるにしても個人の考え方がそのストレスをより複雑なものとしていく過程があることが理解できたのでは無いでしょうか?

 

つまり、ストレスと向き合うことは自分自身と向き合うことであり、ストレスを解消することは自分に変革を加えることが必要になるということです。

そうはいっても「自分を変えるなんて難易度が高すぎる」と思われるかも知れません。

 

では、どうすれば自分を変えることができるのでしょうか?

自己覚知

自分を変えるためには「自己覚知」が必要になります。

自己覚知とは、社会福祉用語の一つで他者を援助するのであれば「まず自分が何者であるか」を知らなくてはならないというものです。

 

どういうことでしょうか?

 

例えば、貴方が高齢者の支援をするとします。

人は誰かにに助けを差し延べるとき、自分の価値観や習慣を「常識だとか当たり前」のことだとして押し付けてしまう傾向があります。

でも、人は育った環境が違い地域も違い親の教育方針も違う中で成長してきました。

 

もし貴方が援助を必要としている人に自分の価値観を押し付けてしまったらどのような結果になるでしょうか?

しかも、それが偏った価値観に基づくものだとしたら…

 

援助を受ける側は自分とは違う価値観を日々押し付けられてそれが苦痛となり、援助者を嫌いになってしまうかも知れませんね。

援助する側も善いことをしていても、満足感を得られることはありません。

 

このことから分かる通り、自分自身について客観的に知ろうとするなら自分の傾向や思考や偏っている部分に注意を向ける必要が生じてきます。

例えば、

  • 人と話すときに「〜するべき」を連発する正論を振りかざすタイプだ。
  • 人の失敗や細かいことが気になる完璧主義者だ。

などです。

もしそのことに気づけば、自分を変える第一歩となります。

こう考えられるようになるでしょう。

  • 誰でも正論ばかり言われたら嫌だよね。正論では人は動かない。
  • 完璧な人など誰もいない。いちいち指摘されたら怒っても無理もない。

ここまでこれたら、次の段階に進むことができます。

自分を変革する

さあ、こうなればあとは自分の「思考パターン」との戦いのみです。〜すべきだと言いそうになったら考え直す事や細かい事が気になりそうになったら気持ちを落ち着かせることなどを実践するだけです。

 

すぐには変われないかも知れませんが、徐々に自分が変化していることに気づくことになるでしょう。

自分の変化に気づきだした頃には、必然的にストレスも解消されていることにも気づくはずです。

 

今回は、一部の例だけを考えてきましたが、この原則を当てはめれば多くの問題の解決策が見つかります。

 

ストレスを解消するためには自己覚知で自分を見つめ変革していく。

 

という原則です。

 

自己覚知をする時の注意点として、絶対に自分の良いところも客観的に見つけましょう。自己肯定感も高まりますし自分を変革する自信にもつながるでしょう!

対症療法も忘れずに

対症療法は根本的な解決策にはならないかも知れませんが必要です。

ストレスを感じたら早めに行動しましょう。我慢してはなりません。

 

何をしたらいいのでしょうか?

 

それは自分の好きなことをすることです。

手軽なことで十分です。難しいことは考えないようにしましょう。

 

「暴飲、暴食」など極端な事と健康を害すること以外なら何でも大丈夫です。

 

現在は情報過多でストレス解消法と銘打って幾つもの効果的と言われる方法が列挙されていますが、それができなければ意味がありません。

 

より効果的だからといって、すぐに辞めてしまう事と続けることのできる好きな事とどちらが実質的に効果的かを考えれば分かることです。

 

根本治療と対症療法の合わせ技でストレスに対応することは大切です。

 

多くの方は、どちらか片方だけを実践するのでストレスに対処する力が不足してしまいます。

また、自己覚知は正しく行わないとただの欠点探しになってしまうので気をつけましょう。

 

また、注意する点として

  • 細かいミスが増える
  • 身体が重だるい
  • 何をするにもおっくうになる
  • 頭痛や腹痛など体調不良がひどい

このようなことが増えて何週間も続くようでしたら、必ず病院にいって診察をしてもらいましょう!

心の病は早く対処することが大切です!!

 

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おわりに

ストレスに対処するための一つの原則とその当てはめ方について考慮してきましたが如何でしたか?

自分を変えるということ、自分の心に関係することは他人に口をはさまれるとあまり気持ちのいいものでは無いかも知れませんし反発したくなるものです。

 

しかし、ストレスにうまく対処できるようになれば人生は明るく楽しいものになるはずです。

 

ストレスに悩まれている皆様が、苦しい今と決別して楽しい人生のための一助となることを切に願います。

 

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