キャンプで焚き火をする時にはマナーを守りましょう!【楽しいキャンプのために】

Camp

キャンプで焚き火を楽しみにしている方は多いですよね?

 

焚き火を囲みながらの団欒や癒しを求めている方もいると思います。

 

キャンプ人気によりキャンプ人口が多くなったり、とりあえずやってみるかという一見さんが増えたりしている現状があります。

 

そのようなわけで、焚き火におけるマナーが取りざたされる事が多くなりました。

 

マナーの悪化でベテランキャンパーさんやキャンプに癒しを求めている方々が肩身の狭い思いをしている場合が見受けられます。

 

なかには無料キャンプ場が閉鎖してしまう事例もあるようです。

利用していたキャンパーは泣いています…

 

今回は、焚き火で守るべきマナーについて5つの観点から考えていきたいと思います。

キャンプで焚火のマナーを守る:キャンプ場のルールを守る

キャンプ場が決まったら、そそキャンプ場には色々なルールが定められています。キャンプ場に行く前には必ず確認をしておくことをオススメします。

 

キャンプの装備や食材に注意がいってしまいがちな事前準備ですが焚き火を行うのであれば、そのキャンプ場の焚き火のルールを調べておくのはとても重要なことです。

 

前もって、ルールを知っているのかいないかでは大違いです。知らないで周りのキャンパーに不快な思いをさせることをしたいとは誰も思いませんね。

 

直火が可能なのか直火禁止なのかでも準備することが異なります。直火禁止であれば焚き火台を持っていく必要が生じてきます。

 

焚き火を同じキャンプ好きな人と共に楽しみたいのであれば事前の確認と準備はかなり大事な部分ですね。

キャンプで焚火のマナーを守る:焚火の準備は昼間のうちに

薪割り作業はある意味キャンプのイベント的な要素があるので楽しみの一つですね。

・薪割り

薪割りの際には音が周囲に響くことは容易に想像できると思います。

子供達も普段は経験できないことなのではしゃぎたくもなります。

 

キャンプの予定は人それぞれです。

早朝から予定を入れている人は早めに就寝されます。

 

登山やハイキング、釣りや遠方の家に帰る人がいます。

 

もうお分かりだと思いますが、夜間に音の出る作業は避けたほうがいいですね。

それに準備が早めにできている方が焚火をゆっくりと楽しめますよ。

キャンプで焚火のマナーを守る:火の起こし方と薪の燃やし方

焚き火の火起こしを楽しみにしている人も少なくはないでしょう。

・薄い紙類はなるべく使わない

火起こしの時や焚きつけていく最中に新聞などの紙類はあまり使わないようにした方がいいですね。

 

その理由は風が吹いたり燃える勢いが強かったりすると火の粉が舞う恐れがあるからです。

 

何かに燃え移ったら大変なことになります。

 

他のキャンパーさんのテントに穴でも開けたらこれまた大変になります。

高級テントになると100万円近くになるものもあるくらいですよ。

 

新聞紙などを使うとしても着火する時に丸めてすぐに燃え尽きるくらいの量にとどめておきましょう!

 

火起こしには着火剤やフェザースティック、今は焚き付け用の細い薪も売っているのでそれを使いましょう。

 

もちろん薪割りで細い焚き付け用の薪を作っておけばそれで問題はありません。

 

火起こしにこだわりがなければバーナーを使っても良いですね。

簡単ですが案外、時間がかかります。着火剤が一番楽かも知れません。

 

トラブルが起きたらすぐに対応できるようにバケツと水など消火できるものを準備しておくことも忘れずに。

 

キャンプで焚き火を楽しむ方法はこちら

 

・ゴミを燃やさない

持ち帰るのが面倒になり焚き火を使いキャンプで出たゴミを燃やすなんてことは絶対に避けてください。

 

キャンプ場のルールに従って処分するか持ち帰って処分するようにしましょう。

準備する時からゴミの処分方法について考えておくことをオススメします。

キャンプで焚火のマナーを守る:後かたづけ

楽しくキャンプをした後は撤収と後片付けが待っています。

・焚き火後の燃えカスや灰は正しく処理をしましょう

炭化した薪や燃え残りを放置したままにしてはいけません。

炭化したものは土には帰らないでそのまま残り続けてしまいます。

 

木の燃えかすとはいえ立派なごみですから、その辺に投げ捨てることもやめましょう。

ましてや途中のコンビニに捨ててもダメです!

 

キャンプ場の灰を捨てる指定場所に捨てるか、灰を持って帰るのであれば地元の自治体の方法に合わせて処理をしてください。

 

自治体によって燃えるゴミとして出すところもあれば、他のごみとは別にして指定日に出す自治体もあるので必ず確認をしておきましょう。

 

しっかりと薪を燃やしきれば灰は少なくなりますし、直火が可能なところであっても薪を置くところがメッシュになっている焚き火台を使えば灰はさらに少なくなりますし、片付けはとても簡単になります。

キャンプで焚火のマナーを守る:できれば最後にゴミ拾い

キャンプ場にはゴミが落ちている場合があります。

そのような時には自分の出したゴミではないからと見て見ぬ振りをするのではなく拾って処分できるくらいのおおらかな心を持ちましょう。

 

キャンプ場のゴミは、残念ながら平気で捨てて行く方もいますが強風であっという間にゴミが飛ばされて拾うことが出来なくなってしまった物もあると思われます。

 

次に来るキャンパーさんが楽しめるよう心がけることはキャンパー同士の見えない心遣いとなります。

そのような雰囲気はキャンプをより楽しいものとするために寄与することでしょう。

おわりに

キャンプで焚火のマナーを守るための5つの点を考えてみました。

  • キャンプ場のルールを守ること
  • 焚火の準備は夜間に行なわないこと
  • 火の起こし方と薪の燃やし方の注意点
  • 後かたづけまでしっかりと行うこと
  • できればゴミ拾いをすること

上記の点を考慮しました。

この5つの点をしっかりと守れば、安全にキャンパー同士が気持ちよく焚き火を行うことが出来ます。

 

やはり他の人を思いやれる心がカギとなります。

 

また、大切なこととしてマナーを他人に押し付けてはなりません。

人のことばかり気にしているとせっかくのキャンプが台なしなります。

 

人は失敗して成長していくものです。

明らかに看過できないマナー違反がある場合は、管理人さんに伝えて判断してもらって下さいね。

 

正義感だけで行動しても良いことはありません。

 

なにしろ焚火はキャンプを彩る楽しいイベントの一つです。

楽しくなくては意味がありません!

キャンパーの個人個人がルールを守ることにより楽しい焚き火を実践いたしましょう!!